今回女子ワールドカップでの「なでしこジャパン」の優勝は、日本の子供たちに大きな夢を与え、又大人たちにとっても「あきらめない」という言葉をより一層深く心に刻んだ嬉しい出来事でした。被災地の皆さんも口を揃えて勇気をもらったと言っていましたね。
私は常日頃「食」に対して関心を持っていることは前回も言いました。取材陣が彼女たちに勝因のインタビューをしていますが、食事に関することがあったかどうか・・・。
小さい時から彼女たちを支え鍛えてきたのは、その体力そのものです。多分好き嫌いはあるにしても、その量や質は豊富なものではなかったかと想像しています。
私は現在、相談員、支援員という立場で小学1年生と給食を共にしていますが、まんべんなく適量を食べている子の少なさに驚いています。牛乳180mlが飲めない子、野菜が苦手でほとんど残す子、嫌いなものをはじいて、好きなものだけを食べるのです。また反対に、お代わり出来る子のたくましさ、元気さも目の当たりにしています。担任の先生の話では、全部食べきるということに重点を置き、段々と時間内に食べられる自信をつける目的があるとのこと。それも確かに大事。しかしこの子供たちが果して家で十分に野菜等食べているかは疑問です。
ここで小学1年生(6~7才)女子一日の目安量を紹介します。
牛乳(乳製品)305グラム、卵50グラム、肉魚100グラム、豆(大豆製品)60グラム、青菜40グラム、芋50グラム、その他の野菜220グラム、果物150グラム、穀類170グラム、油脂15グラム、砂糖15グラムです。
( 2010年摂取基準 より)
牛乳は約1本半、卵は約1個ぐらい。大人と比べると違いは穀類と野菜の量だけ! 大人穀類300グラム、青菜60グラム、その他の野菜290グラム。
活動レベルにより差は多少ありますがほぼ同じです。
充分な栄養(愛情)が人を育て、心を育てるということに、間違いはありません。是非この次のインタビューでは、彼女たちの普段の食事を聞きたいものですね~(笑)
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