2011年6月9日木曜日

コラムVol.158 【人間関係の不快指数と構築プロセスを考える】

梅雨は6月の代名詞となっており、かなり不快指数があがる時期でもあります。その「不快指数」について考えていたのですが、人間関係にも「不快指数」というものが存在するのでしょうか。

私は存在すると思います。

以前にも同じ事を書きましたが、まったく同じ人間は存在しません。
従って、価値観や考え方などは多種多様であると言えます。そんな中で人間関係を構築しようとすると不快指数がかなり上がる人と遭遇することは避けて通れない道でしょう。

「私はアイツが嫌いだ。だから、出来るだけ話さないようにしている」
「オレはヤツが苦手だ。いちいちオレの話の腰を折るからだ」
「あの人怖い・・・すぐにキレるもん」

といったような事は口に出さずとも、みなさん心で思ったことはあると思います。

よほど極端ではない限り、価値観や考え方が違うからといって切り捨てるというのも考えものかもしれません。というのは、自分にとって都合が悪い人というのは、逆に言えば、自分自身を成長させてくれる存在でもある可能性が高いからなのです。

嫌いだとか、苦手だとか、怖いとかの理由ですか?

それは、自分自身にとって都合が悪いからなのです。

自分自身の能力を否定したり過小評価しているのと同じです。


相手の想いや存在が自分の思惑や勝手な思いこみによって歪曲されているとしたら、それは非常にもったいないことです。

人間関係の正常な構築方法というのは、本気でぶつかってみることです。

そのためには、まず、自分の弱い部分を受け入れる必要がありますがね。

これが結構大変だったりします。特にプライドの高い人間や、変化をおそれるような人は・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿