2011年4月7日木曜日

コラムVol.152 【心根を深く】

この度の東北地方太平洋沖地震により被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。


桜が花をつけると、

春がきた喜びを感じると同時に、

何か胸を衝く切なさを感じます。

日本人にとって春は、

『出会いと別れ』が心に染みこんでいる季節なんでしょうね。

この間、私の小学校でも卒業式がありました。

初々しく凛々しく卒業証書を受け取る子ども達の姿。

重なる歌声。

涙が溢れて止まりませんでした。

辛かったことも悲しかったことも、

嬉しかったことも楽しかったことも、

全部心の栄養にして、

心の根を強く深く張って欲しいです。

根が枯れなければ、

例え失敗しても、くじけそうになっても

何度でも花を咲かせ、

何度でも実を結ぶ事ができると

私は信じています。

みなさんも3月、

送り送られ、さまざまな別れがあったでしょうか。

『さよなら』は悲しいけれど、

寂しいと思えるのは

幸せなことです。

それは、別れがたいほど大切な人と

出会えた証拠なんですから。

『さよなら』は悲しいけれど、

『さよなら』することは

大切なことです。

別れはまた、新しい出会いにつながっていくのですから。

今月から私は、7年間いた相談室を巣立ち、

新しい職場からのスタート!

心9割は不安ですが、

残り一割の勇気を振り絞って、

笑顔満開!新たな子ども達との出会いを迎えたいです。

みなさんも、みなさんにしか生きられない人生を

どうか力強く咲き誇らせてください!


yuchico

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