衣食住という言葉。
誰もが聞いたことがあると思います。
初めて聞いたのは、小学校の社会の授業だった気がします。
または家庭科だったかな?
忘れてしまいましたが、
人はその3つが無いと生きていけない、と教わった記憶があります。
着る物、食べ物、住む場所、
人にとって、生きるためには、どれも欠かせない大切なもの。
食べること、安心して暮らせる場所の重要さは当然ですが、
改めて衣服の大切さも、考えさせられました。
それはテレビで見た番組がきっかけでした。
アフリカの国で生活している女性、
妊婦さんや母親に、服への意見を聞いていくと、
着られれば何でも欲しい
赤ちゃんの身を守る為なら何でも欲しい
服の前にまず食べ物が欲しい
服を買うのは年に2回くらい
物が豊かな国とは違う服の意味。
それは、命を守る大切なもの。
その国では10人に1人の乳幼児が亡くなっているのだそうです。
マラリアにかからないように、蚊から身を守る為のもの。
昼間の暑さとは逆に夜の寒さから身を守る為のもの。
生きる為に必要な、大切な衣服。
ある有名な洋服の大手企業が行っている、
服のリサイクルを集めて、途上国や難民に渡している活動の様子がありました。
CSR(corporate social responsibility)
企業の社会的責任
というのだそうです。
ソーシャルビジネスという考え方で、決して支援だけを目的にしているわけではない。
現地の人たちの力を育み、共にビジネスパートナーとして成長していく。
共存共栄、という言葉が思い浮かびました。
そして、何だか、自分の日頃の支援の仕事についても考えさせられました。
支援というのは、ただ何かをしてあげるのが目的ではないし、
ましてや、それだけで、御本人の抱えている問題や課題を解決し、
環境が良くなることにはなりません。
相手の持っている力を尊重し、周りの資源を活用し、
いろいろな立場の人と協力しながら、連携していくことも
とても大切だなぁ、と日々実感しています。
話を服に戻しますが、
服の持っている力は、計り知れないなぁ、と思います。
着ている洋服の色や、形などで気持ちも変わったりしますよね。
スーツを着ると、びしっと気が引き締まるような気持ちになったり、
華やいだ明るい感じの服は、気持ちも晴れやかになったり、
下着も含めて、気持ちに影響する大切な役割を、服は果たしていますよね。
服って、とっても奥深いなぁ。
改めて、服の大切さに気付き、好きな服を着られることに感謝し、
明日からまたがんばろう!という気持ちになりました。
† Blue Luna †
0 件のコメント:
コメントを投稿