3月11日に起きました東日本大震災により被災をされた方々、そしてご家族、友人、知人の方々、心よりお見舞いを申し上げます。
この度の震災の影響で、電力の供給量が足りなくなる、との事で、輪番停電が各地で実施されました。
私の職場も住んでいる地域も、予告はあったものの、実施するには至りませんでしたが、
いつ停電しても大丈夫な様に準備していました。
そこで、いかに電気に頼る生活をしていたのだろう、と思い知りました。
まず、明かりがないと夜は部屋の中は真っ暗。
冷蔵庫も電子レンジもテレビもエアコンも洗濯機も使えなくなる。
炊飯器が使えないとお米も炊けない。
給湯器が使えないとお風呂も沸かせない。
水は大丈夫と思いきや、給水ポンプは電動だから水道水も出なくなる。
となると、トイレも使えない。
あぁ、こんなにも電気って私たちの生活に重要な役割を果たしてくれていたんだなぁ、
と改めて電気のありがたみを感じました。
と同時に、もしかして無駄に電気を使いすぎていないだろうか?
と自分自身の生活を振り返ってみたりしました。
最近では街もお店も公共施設も、節電のために取り組み、
エスカレーターを止め、照明も少なめにしています。
そういう光景を見て、子供も“節電”という言葉を覚えました。
電気だけではなく、ガスも水道も、食料も、生活用品も、みんな全て必要で、
それを自由に手に入れる事が出来て、使えているという事は、
なんてありがたい事なのでしょう。
被災地ではない地域で、一部の人が震災後に
スーパーで物を買い占めている様子がテレビに映し出されていましたが、
(何度も同じ映像を出していて、何だか煽っている様にも感じてしまいました…。)
困っている人の事を考えずに、自分さえ良ければ良い、みたいに
すぐに行動に表れる人もいるのだなぁ、
と人の欲、業というものを考えさせられました。
その一方で、支援の輪がどんどん広がっています。
私の職場でも、国からの要請を基に、地域の枠を越えて、施設の枠を越えて、
チームを組み、交代しながら、被災地での障害者施設等の支援にあたっています。
正直言って、自分の施設の人手も足りない状態なのに…と最初は思いましたが、
施設長自ら被災地に赴くトップバッターとなり、その姿勢と心意気に、
《困った時はお互い様》という、助け合いの精神の大切さを改めて感じました。
物の貴さも、
人の気持ちの尊さも、
なんてありがたいものなのでしょうか。
震災をきっかけに、いろいろな事を考えさせてもらっています。
今、何が出来るのか。
今、自分が出来ることを、
一つ一つでも、わずかでも、
心を込めて一生懸命やっていこう、
そう強く思っています。
明けない夜はない。
人は独りじゃない。
希望を持って、あきらめずに、一緒に進んでいきましょう。
†Blue Luna†
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