2011年8月12日金曜日

コラムVol.167  【年代ごとの本】 

最近、「○代にしておきたいこと20の話」など、
20代、30代、40代など年代ごとにおすすめする本が
本屋で多くみかけるようになってきたと思いませんか。

年代を題名にすれば、自分に関係する本だという心理的な作戦も
含まれていると思います。年代にすれば、幅広い年齢層をターゲットできるし、
本を手に取る人が多くなるという心理的戦略な面もあると思います。

同年代だからこそ、わかることや今、気をつけたいことなどが
書かれてあり、興味深く読めてしまうものだと思います。


私も、自分の年代にあてはまる本を取らずにはいられません。
そこには、何より、共感できる部分が多く書かれていることがあり、
参考として読めてしまうからです。

20代には20代、30代には30代、40代には40代、50代には50代、
60代には60代なりの生き方があります。


人は、それぞれ役割を持って演じています。

例えば、「20代で既婚者の女性の場合」、
ある時は子どもで、ある時は母親で、ある時は妻で、
ある時は関係団体の会長で、ある時はおばちゃんで、
ある時は患者で、ある時は社長夫人で、ある時は市民で、
ある時は社会人学生・・・
など、一人の人が時と関係性によって、いくつもの役割を
持って演じています。

役割に合った生き方も年代によって異なってきます。
その生き方を社会を通して教えてくれることもあれば、
本を通して教えてくれることもあります。
一参考として、今回は本を通して、自らの生き方を考えてみては
どうだろうかということです。

今、お盆の真っただ中であり、
帰省時の空いた時間に年代ごとの本を読んでみてはいかがでしょうか。
年代ごとの本に限らず、気持ちに寄り添ったエッセイなども読んでみてはいかがでしょうか。
今までにない気づきを得ることが出来るかもしれません。



//mivi//

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