2011年1月30日日曜日

コラムVol.145 【思考する人間】

家族や恋人や友人とケンカしたとき。
失恋したとき。
仕事で失敗して、上司に怒られたとき。
離婚したとき。
仕事をクビになったとき。

あまり良くないことばかりを並べているが、人間として生きていれば、
誰もが経験する可能性の高いものばかりだ。
これは、「思考」できる人間だからこそ、避けては通れない道なのだ。
しかし、「思考」するということは"諸刃の剣"でもある。
「思考」をしすぎることで、自分を追いつめ、苦しめてしまうこともあるのだ。
動物は、本能のままに生きているため、「思考」しないため、必要以上に行動に移さない。
お腹が空いたら、獲物を探しとらえ、そして食べる。
しかし、お腹がいっぱいになったら、ムダな殺生はしない。
「お腹がいっぱいになったライオンの夫婦が、
たとえ、目の前に美味しそうな肉をぶら下げられても食べようとしなかった」という実験が行われた。
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「こういうことは絶対やってはいけない」というような、
理性で本能をコントロールできるのも人間が「思考」するからこそ、できることなのだ。
そう言う意味では、人間の行動をコントロールするための法律は、
人間の「思考」の賜物なのかもしれない。
話を元に戻しますが、最初にかいたようなあまり良くないことが、あなた自身に起こったら、
あなたはどのように行動するのだろうか。
実は、どう行動するかで、あなたの人間的成長の度合いが決まってしまうのだ。
(続きは次回に!)
//ash//

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