ーとある相談室よりー
12月。1年も終わりに近づき、何かしら気ぜわしく感じるのは私だけでしょうか。
計画したのはいいけれど、中途半端におわっている部屋の整理、衣類の洗濯、
読もうと買った本が何冊も部屋の隅に積んである・・・
時間の管理のしかた、こころの持ち方、自分に対する甘えがしわ寄せの原因ではと
自分でわかっているつもりです。
いや、私は完璧にこなしているという方もいらっしゃるでしょうね。羨ましい限りです。
私ごとはさておき、気になって仕方ないのは、毎日接している子どもたちのこと。
あの子は今日は時間通りに学校へ来ているかな。(毎日遅刻の子です)
朝ごはんはきちんと食べているだろうか。(足が腕ぐらいに細い子です)
忘れ物や宿題をやっているか。(隣の子に教科書を見せてもらっています)
1週間ずっと爪が伸びていて、先が割れてきた子。
朝からあくびが何回も出ている子。
本当に注意深く見ていると様々な様子が伺えます。
小学校低学年は人生の基礎を作る大事な時期です。
昔から読み、書き、そろばん。稽古事は6歳からはじめると良いと言われていますが
そのころに良い習慣を身に着けると、一生の宝になります。
良い習慣は自然と身につくものでしょうか?
いいえ、それには親の力が必要です。
何もかも親がすることは、正しいですか?
いいえ、違いますよね。
では、どういうことが良い手助けでしょうか?
それは良いお手本となるような生活を親がしていることです。
ものの善悪をきちんと分かっていることです。
そして、子どもを慈しみ大事に思う心、
子の話を真剣に聴く、また親の気持ちも伝える時間を、
短時間でもいいから共有することが大切ではないかと
このごろ相談室で思うことです。
(なぜって、言葉がけひとつで子どもの目がキラキラしているんですから!!)
クリスマスが近づいてきました。
プレゼントを楽しみにしている子どもたち。
今年はどのようなプレゼントでしょう。
色んな出来事があった年です。
有意義なイベントになることを祈っています。
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